Month: April 2019

Thanks for coming – Parallel Music –

4月20日のParallel Music、お越しいただきありがとうございました。

写真をまったく撮っていなかったので、代わりにリハーサル後のセットの様子。

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要塞築きました。19:30より吉祥寺Liltにて

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ピアノのまわりが要塞と化しています。
しばらくライブでコンピュータを使っていなかったので、久しぶり。
やっぱりコンピュータが隣にいると演奏に集中できないなあ、と思いつつ、、それでも今日はどちらもなければ成り立たない演奏だったのです。

アップライトピアノは消音のためのフェルトを落として演奏してみました。小さな音をマイクで増幅したのですが、カコカコとハンマーの音が響いて顕微鏡でピアノの中をのぞいているようでした。

ところで、小さな音は緊張感を生みますね、、、演奏する方も、おそらく聴き手にとっても。小さな音は聴き手から主体的に聴取しようとする聴き方になるのですが、その分サルベージのための仕掛けも一緒に用意しなければ、と思ったのでした。

あまり演奏中にMCを挟むことができなかったので、内容について振り返りを兼ねたメモ。

前半は「sculpture musicale」と題してピアノの小品。
展開がやってくる前に終わってしまうような作品たち。
静かの基地でやったようなアブストラクトな音響をピアノひとつで形造れないか、という試みです。

後半、まずはループシステムを使った即興演奏。
(そして久しぶりにクラシックギターも弾いてみたり)
最後の2曲は書かれた言葉のイメージから言葉にはならなかった部分を最低限の音符で表す試み。

Cの音がひたすら反復する曲はウィリアムブレイクの「無垢の予兆」から。
グラニュラーシンセシスによるピアノ変調する曲はタゴールの「百年後」をもとに。
どちらも今製作中のソロアルバムの断片です。

さてさて、平石博一さんのセットはさすがでした。
最後リズムが入ってきた時はもうじっと座って聴いているのがシュールに感じられるほどかっこよかったです。

次は5/12に三鷹の「おんがくのじかん」というライブハウスにて、caricolakeさんにお呼びいただき静かの基地で演奏します。つきのふねからの船出のとき、こちらは歌に挑戦です。

それとサポートですが、5/3に吉祥寺WARPにてChill Chihuahuaというイベントでwhooくんの後ろで鍵盤ハーモニカやエレキギターを弾きます。ドラムの高木くんとミニマナティ編成。

Parallel Music – 平石さんのこと

4月20日、吉祥寺Liltのコンサートまであと3週間。
私も「Parallel Music」をテーマにいつもとは少し違う作品を準備しています。

さて、せっかく平石さんとご一緒できる機会ですので、すこしだけ平石さんのご紹介を。

平石博一(ひらいし・ひろかず)1948年生。独学で作曲を修得。70年代から80年代にかけて主に
ポピュラー・ミュージック,商業音楽系の作編曲やレコーディングの指揮などを行う一方、自作の
発表を行うという独自の活動を展開してきた。
 ミュージック・スペースというグループ展で作品を初めて発表した72年から一貫してミニマル・
ミュージック的な作風を追及し続けてきた,日本ではほとんど唯一の存在。
 作品はピアノ曲などの独奏曲,弦楽四重奏をはじめとする室内楽からオーケストラ、さらに電子音
楽など幅広くあるが、93年制作の「回転する時間(とき)」にみられるようなある種のテクノ・ミュ
ージック,ハウス・ミュージックとも呼べる作風も多く生み出している。
 舞踏ダンサーや映像作家とのコラボレーションによるステージのための音楽も数多く制作してきた
が、近年は美術家とのコラボレーションによる音楽制作、空間音楽パフォーマンスを継続して展開し
ている。
 1999年の秋から2000年の夏にかけてACC(ASIAN CULTURAL COUNCIL /An Affiliate of the
Rockefeller Brothers Fund)の奨学金を得てニューヨークに滞在、パフォーマンス等を行ってきた。

私がはじめて平石さんの作品を知ったのは、fontecからリリースされていた作品集のCDでした。

その頃は紋切り型の現代音楽を書くのは本意ではなく、 かといってサントラのようなインストを書くのも本意ではなく、 どのように自分の作品を書いていけばよいのか考えていた頃でした。

そんな折に聴いた「回転する時間」や「Prismatic Eye」といった作品が、 私の悩んでいる領域を軽々とすり抜けていく様にとても感銘を受けたのです。

回転する時間
Prismatic Eye

どちらもYoutubeの掲載元がsonic artsなので転載させていただきました。

ちなみに平石さんは魅力的なピアノ作品も書かれています。(こちらはこの場にはアップするのは控えさせていただきます。)
A rainbow in the mirrorやstill lifeといった作品、よろしければ調べてみてください。

数年前にもんてんホールで井上郷子さんの演奏を最前列で聴けたのは実に贅沢なひと時でした。

4月20日のイベントタイトル、Parallel Musicは平石さんにアイデアをいただきました。

私も平石さんも、Parallel Musicをテーマに音楽を持ち寄ります。

ご予約は:info@ototote.net まで

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