“A fog of calm”リリースのお知らせ

『biotope Ⅰ』(2018年)、『biotope Ⅱ』(2019年)と2作アルバムの編曲を担当させていただいている高柳寛樹さんの新曲がリリースになりました。今年も編曲を担当、シングルでの発表となります。

毎年、CDの売上は高柳さんとオカリナ奏者の堀田峰明さんが主催するチャリティーコンサートを通じて、東日本大震災で親を亡くした子どもたちが成人するまでの生活を支える「ハタチ基金」のために寄付されます。

今年はクワイアとパイプオルガンからはじまり、楽曲はティンパニに支えられながらゆっくりと力強く前進します。

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以下、高柳さんのセルフライナーノーツを全文引用します。一見テクノロジーに対し保守的な立場を取るテキストと読めるかもしれませんが、この文章は「IT前提経営」を提唱し、デジタルネイティブが中心となる時代を予見しながら、COVID-19よりはるかに早くリモートワーク・ノマドワークを導入・実践する高柳さん(経営者としての!)によるものなのです。

2018年に『biotope I』、2019年に『biotope II』と2年連続でアルバムのリリースをしてきました。少しの充電期間を頂き、2年ぶりにこの度、シングル「A fog of calm」を発表させて頂きます。

情報化社会は、大人だけではなく、子供や幼児にも極端な効率性と実績を求め、「成功者」になることを強要し、メディアは極端なまでに物事を二項対立に単純化し、デフォルメし、デジタルは若者から個性やアンビギュリティ(曖昧性)を取り除き、そして、浄化してきました。本来あった「平穏」は次々と取り除かれ、人々が発する言葉からは優しさが瞬く間に消えてしまい、私たちがそれに気付いたときには、このとてつもなく早い流れを止めることができなくなってしまいました。情報化社会の第2フェーズは、誰もが本来求めている「平穏」を、この歪な、そして本来の意味を取り違えた競争社会から取り戻すこと1点ではないでしょうか。

2020年に始まったコロナ禍で、私たちの最後の自由である「移動の自由」、つまり「旅」すら奪われる中で、しかし、それでも時間の間に、海や川、山や空に触れ、そしてそれらを育む人々の営みに触れ、まだ優しくいられる可能性を確信しながら、この「A fog of calm」を書き下ろしました。

遠くに聞こえるパイプオルガンとクワイヤーからはじまり、ストリングスを巻き込んだフルオーケストラでクライマックスを迎えるアレンジは、平穏を取り戻すための勇気を表しています。

1人でも多くの方にこの曲を聞いていただけると幸いです。

高柳寛樹
Hiroki Takayanagi

※本シングルの収益の一部は、私が2011年から年末にオカリナ奏者の堀田峰明と共に開催しているチャリティーコンサートを通じて、東日本大震災の時に親を亡くした子供たちが成人を迎えるまでの生活を支える活動をしている「ハタチ基金」のために寄付されます。

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